医療脱毛の初回カウンセリングでは、受付での問診に始まり、スタッフからの説明、医師の診察、疑問点の相談、そして契約するかどうかの判断まで、いくつかの段階を経て進みます。
ただし、実際の順番や所要時間、説明される内容はクリニックによって異なります。「どこでも同じ流れ」というわけではないので、当日は自分が納得できるまで確認することが大切です。
説明を聞いても不安が残るときは、その場で契約せず、一度持ち帰って検討するという選択肢もあります。私自身も、初回カウンセリングの当日は契約せず、料金や施術内容を自宅で確認してから、あらためて契約しました。
この記事では、予約から退店までのカウンセリングの流れと、契約前に確認しておきたい項目を整理します。
医療脱毛のカウンセリングの流れを6つの段階で確認
以下は、今回確認した複数院の公式案内をもとに、大きく整理した流れです。実際の進み方や順番はクリニックによって異なるため、あくまで全体像として参考にしてください。
| 段階 | 主な内容 | 確認すること |
|---|---|---|
| 予約 | 日時や院を選ぶ | 予約方法・所要時間 |
| 受付・問診 | 体調や希望を記入する | 正確な情報を伝える |
| スタッフ説明 | 施術や料金などを聞く | 不明点を確認する |
| 医師の診察 | 肌・健康状態やリスクを確認 | 医学的な疑問を質問する |
| 質問・確認 | 範囲や希望を相談する | 自分の希望と合うか |
| 契約判断 | 契約または持ち帰る | 納得して判断できるか |
1.Webや電話でカウンセリングを予約する
カウンセリングを受けるには、まず予約が必要です。予約方法はWebフォームや電話など、クリニックが指定する方法から選びます。
私の場合は、電話で予約しました。予約方法はクリニックによって違うため、「どこでもWebから」「どこでも電話で」といった共通のルールがあるわけではありません。希望するクリニックの案内を確認して、指定された方法で予約しましょう。
2.受付後に問診票を記入する
来院すると、まず受付をして問診票を記入します。問診票では、体調や肌の状態、服用している薬、これまでの脱毛経験、希望する内容などを記入するのが一般的です。
ここで記入した内容は、このあとのスタッフ説明や医師の診察の前提になります。気になることや不安な点があれば、正確に伝えておくと、当日の相談がスムーズになります。
3.スタッフから施術やプランの説明を受ける
問診のあとは、スタッフから施術やプランについての説明を受けます。一般的には、医療脱毛の仕組みや施術内容、プラン、料金、支払方法、予約方法などが説明されることがあります。
医療脱毛そのものの仕組みについては、メンズ医療脱毛の基本的な仕組みで詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。
私の場合は、女性のカウンセリングスタッフから説明を受けました。回数や料金、毛周期、痛み、リスク、麻酔、予約方法などについて説明があり、ひととおりの疑問を相談できました。
ただし、どのクリニックでも同じ項目が同じように説明されるとは限りません。説明の範囲や順番はクリニックによって変わります。
4.医師の診察とリスク説明を受ける
今回確認した3院の公式案内では、カウンセリングの中で医師が関与することを確認できました。医師は肌や健康状態を確認し、施術の内容やリスクについて説明します。
私の場合は、医師から硬毛化などのリスクについて説明を受けました。その後、再びスタッフと具体的な相談を続けました。診察のタイミングや進め方はクリニックによって異なるため、順番も含めて当日の案内に沿って進めることになります。
5.疑問点や希望する施術範囲を確認する
説明を聞いたあとは、自分の希望や疑問点を相談する時間です。仕上がりのイメージや施術したい部位を具体的に伝えると、必要な情報を確認しやすくなります。
私の場合は、脚の毛を実際に見せて、自己処理がほとんど不要になるまでにどのくらいの回数が必要かを質問しました。あわせて、施術部位や料金の複数のパターン、照射範囲についても確認しました。
6.契約するか判断し、カウンセリングを終える
ひととおりの説明と相談が終わると、契約手続きに進むか、一度持ち帰って検討するかを判断します。
その場で契約する人もいれば、内容を持ち帰って考える人もいます。厚生労働省は、美容医療を受ける前に、その場で判断せず、後日あらためて検討するよう案内しています。説明に納得できない点があれば、一度持ち帰って考えることも選択肢です。判断の基準は、説明された内容に自分が納得できているかどうかです。
医療脱毛のカウンセリングはどのくらい時間がかかる?
公式案内で確認できた所要時間は60分または90分
今回確認した公式案内のうち、所要時間が明記されていた3院では、60分または90分と案内されていました。すべてのクリニックが同じ所要時間とは限らないため、予約時に公式案内を確認してください。
今回確認した3院では、カウンセリングは無料と案内されていました。今回確認していないクリニックについては、予約前に各公式案内を確認してください。
説明内容や質問数によって時間は変わる
同じクリニックでも、相談する内容や質問の数、診察や契約手続きの有無などによって、実際にかかる時間は変わります。
疑問が多い場合や、料金や施術内容をじっくり相談したい場合は、目安より長くなることもあります。時間に余裕をもって予約しておくと安心です。
私の場合は1時間ほどだった
私の場合は、来院してからカウンセリングが終わるまで、全体で1時間ほどでした。ただ、これは私一人のケースなので、一般的な所要時間として受け取らないでください。相談する内容によって前後します。
医師の診察では何を確認・説明される?
肌状態や健康状態を確認する
今回確認した公式案内では、医師が肌や健康状態を確認すると案内されています。施術を受けられる状態かを確認するため、不安なことや服用している薬などがあれば正確に伝えましょう。
診察の方法や範囲はクリニックによって異なるので、「どこでも全身の肌を細かく診察する」といった決まった形があるわけではありません。
施術内容やリスクについて説明する
医療脱毛には、効果だけでなくリスクや副作用もあります。医師からは、施術の内容とあわせて、こうしたリスクについての説明を受けます。
私の場合は、医師から硬毛化などについて説明を受けました。リスクの感じ方や説明される内容は状況によって変わるため、気になる点は遠慮せず質問しておくとよいでしょう。
分からないことは医師にも質問する
持病や服用している薬、肌の状態、施術のリスクなど、医学的に気になることがあれば、スタッフだけでなく医師にも質問できます。
自己判断で対処せず、専門的な内容は医師に確認するのが安心です。この記事では具体的な診断や治療方法までは触れませんが、不安な点はその場で解消しておくことをおすすめします。
カウンセリングで質問しておきたい5つの項目
カウンセリングを有意義にするために、事前に聞きたいことを整理しておくと判断しやすくなります。ここでは、確認しておきたい代表的な項目を挙げます。
希望する状態までの回数をどう考えるか
まずは、自分がどのくらいの仕上がりを希望するのかを具体的に伝えることが大切です。
必要な回数は、毛質や毛量、部位などによって人それぞれ異なります。「○回で自己処理が不要になる」と一律に決まるものではありません。スタッフから回数の目安を聞けたとしても、それが結果を保証するものではない点は理解しておきましょう。
希望する部位が照射範囲に含まれるか
プラン名だけでは、自分の希望する部位が照射範囲に含まれているか分かりにくいことがあります。
とくに部位の境目などは、プランに含まれるかどうかを個別に確認しておくと安心です。ここでは特定のクリニックや部位ごとの比較には踏み込みませんが、自分の希望する範囲がカバーされているかを確認しておきましょう。
痛みや麻酔について相談できるか
医療脱毛の痛みには個人差があります。麻酔を利用できる部位や料金などの条件は、カウンセリング時に各クリニックの公式案内で確認しましょう。
痛みが心配な場合は、麻酔について相談できるかどうかも確認しておくとよいでしょう。痛みへの具体的な対策そのものはこの記事の範囲を超えるため、ここでは相談できるかどうかの確認にとどめます。
リスクや副作用には何があるか
医療脱毛は効果だけでなく、リスクや副作用についても説明を受けることが重要です。
肌トラブルなどが起きる可能性や、症状が出た場合にどう対応すればよいのかも、あわせて確認しておきましょう。ただし、実際に症状が出た場合の治療方法は、自己判断せず医師の診察を受けて確認することが大切です。
料金・支払方法・予約方法を理解できているか
契約前に、お金や通い方についても整理しておきましょう。確認しておきたいのは、次のような点です。
- 希望する施術内容の総額
- 追加費用の有無
- 支払方法
- 予約方法
- 通院の進め方
料金の比較やキャンペーンの紹介まで広げず、まずは自分が契約する内容の費用と通い方を正しく理解できているかを確認します。
私が初回カウンセリングで確認したこと
ここからは、私がレジーナクリニックオム池袋院で初回カウンセリングを受けたときの体験です。あくまで個人の一例であり、現在の対応や他のクリニックにも共通するとは限りません。
脚の毛を見せて必要な回数を質問した
私が希望していたのは、自己処理がほとんど不要になる状態でした。そこで、実際に脚の毛を見せながら、どのくらいの回数が必要になりそうかを質問しました。
言葉だけで伝えるより、実際の毛の状態を見てもらったほうが相談しやすいと感じました。
施術部位・照射範囲・料金の複数パターンを確認した
全身やヒゲ、VIOなど、希望する部位について相談し、施術範囲と料金の複数のパターンを確認しました。
契約する内容によって料金が変わるため、いくつかのパターンを比べながら検討しました。なお、当時の具体的な料金は現在の料金と異なるため、この記事では触れません。
契約せず一度持ち帰って考えた
私は、初回カウンセリングを契約日の約1週間前に受けましたが、その日は契約しませんでした。
理由は、料金が高額で、現金を準備する必要があったことです。その場の雰囲気で決めるのではなく、自宅で料金や施術内容をあらためて確認し、冷静に判断したいと考えました。そして、内容に納得したうえで、2022年11月5日にあらためて契約しました。
強く契約を急かされた感覚はなかった
私の場合は、その場で強く契約を勧められたり、急かされたりした感覚はありませんでした。むしろスタッフからは「かなり慎重ですね」と言われたくらいで、じっくり検討する余裕がありました。
ただし、これは私一人が受けた対応の一例です。同じクリニックでも、院や時期、担当するスタッフによって対応は変わる可能性があります。「このクリニックなら勧誘がない」と一般化できるものではないので、勧誘が気になる場合は、説明を聞いたあとに一度検討したいことを、カウンセリング時に伝えておくとよいでしょう。
契約後に実際に通った経過については、レジーナクリニックオムに3年通った実体験にまとめているので、カウンセリングのあとの流れも知りたい方は参考にしてみてください。
その場で契約するか迷ったときの判断ポイント
説明内容を理解できたか確認する
契約するか迷ったときは、まず説明された内容を自分で理解できているかを確認しましょう。次のような点を、自分の言葉で説明できる程度に理解できているかが目安になります。
- 施術範囲
- 回数の考え方
- 痛みや麻酔
- リスクや副作用
- 料金・支払条件
- 予約方法
これらが曖昧なまま契約すると、あとで「思っていた内容と違った」と感じる原因になります。
疑問や不安が残っていれば持ち帰って検討する
医療脱毛は、選ぶ施術内容によって支払額が大きくなる場合があります。その場の雰囲気だけで決めず、料金や契約内容を確認して判断しましょう。
効果だけでなく、リスクや副作用、料金、ほかの選択肢も含めて検討することが大切です。納得できない点や不安が残る場合は、一度持ち帰って整理するのもひとつの方法です。とはいえ、持ち帰ったからといってすべてがうまくいくとは限りませんし、その場で契約してはいけないというわけでもありません。あくまで、自分が納得して判断できるかどうかが基準です。
勧誘の有無は一人の体験だけで判断しない
私の体験はあくまで一例です。勧誘の有無や対応は、院や時期、担当者によって変わる可能性があります。
出典のはっきりしない口コミや、「多くの人が勧誘された」といった情報だけで判断するのではなく、気になる場合は、説明を聞いたあとに検討する時間を取りたいことを、自分から伝えておきましょう。
医療脱毛のカウンセリングは流れと確認項目を知ってから受けよう
医療脱毛の初回カウンセリングは、大きく分けると、予約、問診、スタッフからの説明、医師の診察、質問、契約判断という流れで進みます。
ただし、実際の順番や所要時間はクリニックによって異なります。疑問を残したまま契約せず、納得できない場合は、一度持ち帰って検討する選択肢もあります。
カウンセリングを受ける前に、希望する部位や仕上がり、予算、痛みや麻酔、リスクなど、聞きたいことを整理しておくと、当日の判断がしやすくなります。説明を聞いても不安が残る場合は、その場で決めず、一度持ち帰って落ち着いて考えてみてください。

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